映画業界全体を見渡した折、近年はヒット作に恵まれ好調な業績推移となっています。
しかしながらその一方で、製作委員会方式が主流とはいえ製作の予算が限られており下請会社にとっては厳しい経営状態になる事が多いようです。そのためゲーム業界やWEB業界といった他産業への人材流失も続いています。
映画業界としてさらなる市場規模拡大のためには人材の育成システム作りが急務と言えるでしょう。
また、海外に目を向けると映画産業としてこれからの可能性を秘めている地域もあります。積極的な海外進出や人材登用を進めていく事も映画業界にとっては有益になると考えます。
そこで、私たち「日本映画研究会」は日本映画業界活性化のため人材育成を一つの目的として発足しました。
具体的には、映画業界の明日を担う人材を育てるべく
- 企画書やシナリオの作り方
- 映画の作り方
- 映画の売り方
- その他、映画制作における必要事項
これら映画作りのノウハウを現役で活躍している監督、プロデューサー経験豊富な映画人を講師に迎え実践型ワークショップを開催し後進の育成に努めます。